2012年2月22日水曜日

抗がん剤治療費が安くなる新薬

抗がん剤の後発薬が続々と本格発売

抗がん剤事業を後発薬メーカー各社が本格化する。 乳がんの後発薬を日医工と沢井製薬が2012年内にも売り出す。さらに、前立腺がんの後発薬を富士製薬工業が2014年にも発売する予定。それぞれ2~3年後に年間100億円の売上高を目指す。 各社は生活習慣病の後発薬を収益源としてきたが、有力な抗がん剤の特許が今後相次ぎ切れるのを機に抗がん剤の生産・営業体制を整える。

がん患者にとっては、効果効能が同じ薬が安くなることで、治療費の低減が期待できる。